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ホーム > 企業インタビュー > 2004年7月13日 日本アムウェイ株式会社
2004年7月13日 11:00〜
【企業名】日本アムウェイ株式会社(渋谷区 ダイレクトセリング)
【担当者】社会貢献担当副本部長 岩城 淳子
Q.御社は前年度から「One by Oneこども基金」を立ち上げられたと聞いていますが、そのことについてお聞かせください。
米本社を中心に全世界56ヶ国で同じコンセプト「支援を必要とする子ども達一人一人に手をさしのべる」で昨年同時に始まりました。
各国独自のプログラムを構築するということで、日本では4つの大きなプログラム
1.アファン心の森プロジェクト
2.スペシャルオリンピックス日本
3.One by Oneアワード
4.地球クリーンアップ
をたて、資金とボランティアの両面で支えています。資金は食品カテゴリーから10円を基金に入れ、その総額の同額を本社がマッチングするというシステムで、7,000万円の基金を今年度の目標としています。
ボランティアは、全国66万6千組のディストリビューターのネットワークに呼びかけ、大きいイベントでは数百万人が集まります。視覚障害や養護施設のお子さんをアファンの森に招待したり、スペシャルオリンピックスでは長野の全国大会に、ディストリビューターや社員が200名参加しました。
One by Oneアワードとは、全国でハンディを克服して頑張っているお子さん、またそのようなお子さんをサポートするNPOを称える表彰制度です。
前年度はたくさんのご応募をいただきました。地球クリーンアップは、全国のディストリビューターのみなさんがお声がけして、お子さんと共にゴミ拾いをするというものです。2年前に開始して以来、参加者は1万人を突破しました。
Q.こどもという社会貢献の核は、どのような観点から選ばれたのでしょうか。
「次代につなげていく」ということです。
環境もビジネスもそのコンセプトが基本です。子ども達に夢、自信、希望を持って欲しい。
ビジネスの方も日本アムウェイが設立されてから25年たち、次世代にも受継がれる時代になってきています。社会貢献の80%を子どもに特化し、長期的にやっていくというのが世界的方針です。
Q.日本企業の社会貢献に関してのご意見、また御社の場合、米本社との違いをお聞かせください。
日本アムウェイはネーチャーセンターを設立し、5億7千万円を自然環境保全に助成してきました。
以前私は広報部で社外とのコミュニケーション化を図ってきましたが、社会貢献部ができ、このような体制をとっているのは全世界でも日本だけです。米本社から、直接子どもに資金が活かされる様な支援、また双方に感動が生まれるような活動をといわれておりますが、日本の場合はそれにNPOとの協働が加わります。日本では児童虐待が社会問題になっています。DVもアメリカでは夫から妻へ、日本は親から子どもへのケースが多いという違いがあります。
クリーンアップは海に囲まれた日本ですので、水に関して、海、河川などの汚染の問題が多いです。
Q.ご自身のプライベートでのボランティア活動についてお聞かせください。
公私です。7月に入って大分、琵琶湖のクリーンアップに参加していますし、同じように考えています。もし会社を離れたらその時どう感じるかでしょう。
Q.御社らしい社会貢献とは、なんでしょう?
また、今後進めていきたい方向はありますか?
全国に広がるネットワークとのパートナーシップです。いかにディストリビューターに参画していただくか、またコミュニケーションを図っていくかです。打てば響くような方々ばかりですから。本社の社員も、給料から一口100円天引する100円基金が始まっていまして、ボランティアコミティーも立ち上がりました。社員75%の参加が目標です。
今後は昨年始まったOne by Oneをもっと深め、広めていきたい。子どもの支援は無限だと思います。でも、企業として一貫性は持ちながらやっていきたいと考えています。
インタビュー 福田恵美

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