Q.御社は前年度から「One by Oneこども基金」を立ち上げられたと聞いていますが、そのことについてお聞かせください。
米本社を中心に全世界56ヶ国で同じコンセプト「支援を必要とする子ども達一人一人に手をさしのべる」で昨年同時に始まりました。
各国独自のプログラムを構築するということで、日本では4つの大きなプログラム
1.アファン心の森プロジェクト
2.スペシャルオリンピックス日本
3.One by Oneアワード
4.地球クリーンアップ
をたて、資金とボランティアの両面で支えています。資金は食品カテゴリーから10円を基金に入れ、その総額の同額を本社がマッチングするというシステムで、7,000万円の基金を今年度の目標としています。
ボランティアは、全国66万6千組のディストリビューターのネットワークに呼びかけ、大きいイベントでは数百万人が集まります。視覚障害や養護施設のお子さんをアファンの森に招待したり、スペシャルオリンピックスでは長野の全国大会に、ディストリビューターや社員が200名参加しました。
One by Oneアワードとは、全国でハンディを克服して頑張っているお子さん、またそのようなお子さんをサポートするNPOを称える表彰制度です。
前年度はたくさんのご応募をいただきました。地球クリーンアップは、全国のディストリビューターのみなさんがお声がけして、お子さんと共にゴミ拾いをするというものです。2年前に開始して以来、参加者は1万人を突破しました。
全国に広がるネットワークとのパートナーシップです。いかにディストリビューターに参画していただくか、またコミュニケーションを図っていくかです。打てば響くような方々ばかりですから。本社の社員も、給料から一口100円天引する100円基金が始まっていまして、ボランティアコミティーも立ち上がりました。社員75%の参加が目標です。
今後は昨年始まったOne by Oneをもっと深め、広めていきたい。子どもの支援は無限だと思います。でも、企業として一貫性は持ちながらやっていきたいと考えています。